講義コード 1005147201
講義名 図書館情報技術論201
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 後期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 月2/遠隔のみ(同時双方向型)
担当教員

氏名
◎ 岡 紀子

講義(演習)テーマ
現代の図書館に必須の最新技術の習得、および利用者のための情報リテラシーやデジタルコンテンツの扱いについて学習する。
講義(演習)概要
今日の図書館司書の業務では、コンピュータを中心とする情報機器に関する基礎知識と的確な情報処理を遂行するための実務の習得が不可欠である。
本科目では、図書館業務に必要な基礎的な情報技術を修得するために、コンピュータ等の基礎、コンピュータシステム、データベース、検索エンジン、図書館業務システム、電子資料等について学習する。授業では、ほぼ毎回授業内容に関する課題を行う。数回はグループディスカッションを行う。
到達目標
近年、通信技術の発展と情報の記録保存の効率化によって、思想や感情や意思の伝達保存のためのメディアは高度化し多様化している。図書館の役割は大きく変化し、図書と図書以外のメディアの有機的連携による効果的な活用を図るために情報技術の活用は不可欠である。本講義では、そのような各種情報技術の基礎を理解し、将来の図書館を担うための課題発見ができ、新しい情報技術に向かって課題解決を遂行ができる技能力を有することを目標とする。
講義スケジュール(授業計画)
教科書をベースに学習する。又受講生の理解度等を考慮し、授業計画を変更するこがある。
内容
第1回図書館情報技術論の概要とねらい  
IT技術が重要な基盤となっている現代の図書館情報技術の重要性、
および学習の概要とねらいについて
第2回コンピュータの基礎
コンピュータの基本、仕組みについて
第3回ネットワークの基礎
ネットワーク、インターネット、wwwの基礎について
第4回情報技術と社会・法律
情報技術について、情報化社会の特徴との関係について学習し、深く関わっている ことを理解する。情報技術の法的保護の観点から、知的財産権、特に著作権について学習する。
第5回データベースの仕組み
データベースの定義、種類、データベースシステムなど。データ・情報・知識について学ぶ。
第6回サーチエンジン(検索エンジン)の仕組み
ウェブ検索の歴史と検索エンジン、種類。ロボット型検索エンジンの特徴。新しい情報アクセス技術(RDF)について理解する。
第7回コンピュータシステムの管理とセキュリティ
コンピュータシステムが安全確実に運用されるためのセキュリティシステムとその技術について学習する。
第8回図書館の新たなITの活用 その1
図書館の管理システムにつて、技術面から学習する。図書管理システムの概要、ICタグ、自動化技術などを活用したシステムについて学習する。
第9回図書館の新たなITの活用 その2
最新の情報技術として、デジタルレファレンスサービス、レファレンス協同データベース、および学術機関リポジトリー、ディスカバリサービスなどについて学習する。
第10回図書館と電子資料
図書館で扱う電子資料と、その管理技術を学習する。
電子ジャーナル、電子ブック、文献デリバリーおよび資料のデジタル化について。
第11回・デジタルアーカイブ
 デジタルアーカイブの定義、歴史、さらにその動向と意義、応用分野と特長、作成技術などについて学ぶ。Webサイト例等。
・最終レポート課題設定
 最終レポートについて課題設定の説明。提出期限は13回目
・図書館における障がい者支援のとりくみ
 DAISY作成の概要説明
 DAISY作成のためのアカウントとPWを配布。アクセスの確認のみ実施。
第12回マルチメディアDAISY作成の演習(1)
障がい者支援機能の一つである、マルチメディアDAISYについて学ぶ。 演習取り組みとして、音声支援システムソフトを用いてmDAISY形式資料の編集を実践学習する。
第13回・マルチメディアDAISY作成の演習(2)
 mDAISY編集作業を継続
・科目内試験実施
 検索技術者検定3級相当の情報技術に関する試験 は必要に応じて適宜実施。

評価基準・方法
定期試験: 0%
レポート: 30% 最終課題をレポート提出する
日常点: 60% 授業ごとの課題の実行と後半のm-DAISY実習を行う
その他:10% 授業時の積極性・学生間のコミュニケーション

授業の課題については、翌週の授業にて解答例の解説を行う。
授業外学習の指示
授業は教科書に基づいて行い、授業後次回の授業ページを知らせるので、1回20-30分程度(合計4時間)で教科書を熟読して予習し、疑問点をまとめておくこと。
履修上の注意
・初回の授業にてガイダンスを行うので必ず出席すること。
・授業に積極的に参加する姿勢を示してほしい。
オフィスアワー
講義終了後に教室で受け付ける。
教科書
田窪 直規編集、岡 紀子・田中 邦英著『改訂 図書館と情報技術』(樹村房)
ISBN978-4-88367-274-5 本体2,000円+税
参考文献
授業中に指示する
担当者からの一言
授業は教科書に従って基礎的な内容にとどまるので、各人で最新の動向について積極的に学習をしてください。