講義コード 1005145201
講義名 図書館文化史201
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 後期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 木4/対面のみ
担当教員

氏名
◎ 石川 武敏

講義(演習)テーマ
情報記録メディアと図書館の歴史的発展を概観することを通して,現代の図書館にとって何が課題であり何が重要であるかを考える。
講義(演習)概要
文字,紙,印刷術の発明により,人類が生み出す情報の蓄積と流通が可能になった。それに伴って,記録メディアを保管し提供する図書館が発展してきた。このような記録メディアと図書館の在り方は,それらが属する社会の政治的・社会的・文化的な様相に依存している。つまり,図書館は歴史的な産物であり,19世紀半ばにおける近代的な図書館の誕生は,近代の市民社会を前提としている。本講義は,このような図書館の歴史的発展を概観することにより,図書館の本質に対する理解を深め,今後の図書館の在り方を考える手がかりを得ることを目的とする。
到達目標
講義で興味をもった事項,人物について,参考文献やインターネット情報資源にあたって調べることが習慣化する。それらが社会史,文化史,図書館史との関係でどのような意義を有しているかを理解できるようになる。そのことにより,図書館に関する課題について歴史的背景を考える習慣が身につく。
講義スケジュール(授業計画)
講義の順序は教科書と異なるが,内容は教科書に沿っている。講義の順番と教科書のUNIT(章)との対応関係は第1回目の講義で説明する。
内容
第1回記録メディアの歴史(1):紙が発明されるまで
第2回記録メディアの歴史(2):冊子と印刷術の発明
第3回前近代の図書館(1):図書館の源流~中世の図書館
第4回前近代の図書館(2):近世欧州の図書館/前近代日本の図書館
第5回記録メディアの歴史(3):大量印刷の時代
第6回米国における公共図書館の成立
第7回近代における図書館の発展
第8回近代日本におけるマスメディアの発達と図書館の誕生
第9回日本における戦前・戦時体制下の図書館
第10回日本の戦後改革と図書館
第11回「図書館法」制定後の日本の図書館(1)戦後民主主義と図書館/子どもと読書
第12回「図書館法」制定後の日本の図書館(2)科学技術と図書館
第13回記録メディアの歴史(4)新しいメディアの登場と発展/図書館文化史のまとめ
第14回定期試験を実施する

評価基準・方法
定期試験 : 60 % 基礎的知識の定着度をみる。
レポート : 20 % 理解を助けるため授業中適宜課題を課す。
日常点 : 20 % 授業への積極的関与度
その他 : 0 %
講義は,シラバス記載のとおりに進めるが,受講者の理解度や問題意識等を考慮して変更があり得る。
授業外学習の指示
授業前にあらかじめ次回の教科書該当ページを読み疑問点を箇条書きにする(予習2時間)。 授業の後は,配布されたプリント類を復習するとともに,授業中に紹介された資料を図書館で手に取って確認し,紹介された関連ウェブサイトは実際にPCで参照し確認すること(復習2時間)。
履修上の注意
学習中に生じた疑問はそのままにせず,質問すること。授業中でも授業終了後でもよい。出席票を兼ねた受講カードを毎回配布するので,それに授業内容へのコメント,質問,感想を記入すること。必要に応じて次回の授業等でフィードバックする。
オフィスアワー
4月に学生ホームページに掲載する。
教科書
小黒浩司編著『図書・図書館史 (JLA図書館情報学テキストシリーズⅢ-11)』(日本図書館協会,2013) ISBN978-4-8204-1218-2
参考文献
授業中に指示する。
関連URL
授業の中で随時紹介する。