講義コード 1005141101
講義名 情報検索演習101
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 前期
講義区分 実験・実習・実技
基準単位数 1
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 月1
担当教員

氏名
◎ 岡 紀子

講義(演習)テーマ
各種データベース検索、ネットワーク情報検索を果的に行うための基本的知識を習得する。レファレンス質問や文献情報検索、種々の調査事項や問題解決を想定した課題演習を行うことで、実践的な情報収集、調査・探索能力の育成を図る。
講義(演習)概要
問題解決プロセスの流れを通して、情報検索スキル、情報発信サービスの基礎を学ぶ。具体的には、情報収集方法、データベース各種の使い方、検索方法を演習する。また、調査戦略では、これまで学んだ検索ツールを用いて課題事例にあたり、得た解答について学生間で情報共有し、プロセス全体について相互評価する。
情報の戦略的活用として、情報分析について触れ引用の評価について理解する。
特定テーマに関する情報検索を行い、文献解題を作成し発表する。
情報サービス演習Ⅱは、応用編として、情報検索と情報サービスを主に扱う。
到達目標
1)情報検索要求に対して、適切な情報源の選択、効率よい検索、適確な情報の取得ができる。   
2)検索結果について学生がお互いに情報交換しながら回答の評価ができる。
3)文献解題の作成を通して、テーマの設定から情報検索および評価までのスキルを養う。
4)情報サービス論、情報サービス演習Ⅰ、図書館情報技術論をあわせて履修することにより、(社)情報科学技術協会主催の検索技術者検定3級(可能ならば2級まで)に相当する実践的な検索技術能力を養う。
講義スケジュール(授業計画)
情報検索の演習科目なので、出席して課題を実践することに重点をおく。授業ではできるだけ多くのデータベースやサイトを紹介する。可能な範囲で無料データベースを優先的に、さらに大学が契約しているデータベースを中心に使う。
内容
第1回授業の概要
情報検索演習の概要と演習のねらい、演習の進め方
第2回情報検索の基礎
・論理演算子
・トランケーション
・近接演算子
・再現率と適合率(精度)
第3回主題分析
・主題索引  
・シソーラス  
・分類コード 
・抄録
第4回情報検索・評価1 公的情報 
・官公庁
・地方自治体 
・各種団体のサイト
・主要な情報機関(NDL・NII・JST)
第5回情報検索・評価2 人物情報 
・whoplus 
・JapanKnowledge 
・researchmap
・新聞DB(日経テレコン・聞蔵Ⅱビジュアル・ヨミダス歴史館)
第6回情報検索・評価3 統計データ
・e-Stat
・日本統計年鑑
・統計局ホームページ
・民間統計調査機関
・統計史料統合データベース
第7回情報検索・評価4 学術雑誌と文献情報(国内) 
・CiNii、 
・WebcatPlus 
・国文学研究資料館
・magazineplus 
・Web OYA-bunko
第8回情報検索・評価5 電子ジャーナルと文献情報(国内外)
・Pro-Quest/博士論文DB
・J-STAGE
・J-Global
・出版社発行(SD・WILEY Online Library)
・機関リポジトリ(OpenDOAR 等)
第9回情報検索・評価6 科学技術・医学薬学情報
・J-DreamⅢ
・医中誌web
・PierOnline
・PubMED
・医学・薬学予稿集全データベース
第10回情報検索・評価7 企業情報
・Yahoo企業情報
・JapanKnowledge
・日経テレコン21
・公益法人information
第11回情報検索・評価8 法令データベース、特許情報
・日本法令索引
・e-GOV
・洋々亭
・J-PlatPat
第12回文献解題; 引用分析
・文献解題とは
・引用の評価手法
第13回文献解題提出
プレゼンテーション

評価基準・方法
定期試験:0%
授業内課題(毎回授業内にて課題演習を行う。指示のある場合は報告書を提出する)60%
最終課題(授業内で実施) レポート作成と発表                40%
その他:0%

・授業は2/3以上の出席を必須とする。
・毎回授業にて課題を実践する。指示のある課題については、報告書を提出(必須)する。
・最終課題については、各自レポートを作成・提出し、発表をする。
授業外学習の指示
1)大学図書館にて利用できる情報源や情報ツールには何があるか、把握しておくこと
2)地域図書館などに行き、利用できる情報ツールや、最新のレファレンスサービスを体験するなど、図書館を積極的に利用してみること。
3)自身の研究活動において、本学科で学んだ各種情報源を利用し、情報の調査と適切な入手を体験すること。(学習した情報源には、実際にアクセスして繰り返し体験することが重要。)
4)普段から社会情勢に対して探究心をもち、情報検索スキルを活用し、信頼性のある情報源を求め様々な情報を入手・活用する経験を積極的に行うこと。
履修上の注意
情報検索は、他人との情報交換が大変重要です。特に初心者や学習段階の場合は、一人黙々と行うのはほとんど非効率です。ディスカッションなどにより、他の人のやり方や考え方を知ることで、自分とは異なる気づきが生まれます。
そこで毎回の授業での課題実践は、グループ内で話し合い相談しながら進めるようにします。
この機会を使って、他の人の視点やプロセスを参考にすることにより、自身の戦略策定の幅を広げていく努力をしてください。
オフィスアワー
講義終了後に教室で受け付ける。
教科書
『検索スキルをみがく 検索技術者検定3級対応テキスト』 (樹村房) 1800円 ISBN978-4-88367-308-7
参考文献
『プロの検索テクニック 検索技術者検定2級 公式推奨参考書』 (樹村房) 2,500円 ISBN978-4-88367-307-0
『改訂 情報サービス演習 (現代図書館情報学シリーズ 7)』 (原田智子, 樹村房:2016) 2,000円 ISBN978-4-88367-267-7
ISBN9784774407180
『レファレンスと図書館』 (大串夏身,  皓星社:2019)  2,000円 ISBN9784774407180
関連URL
情報科学技術協会 (INFOSTA)
担当者からの一言
【感染拡大防止期間における授業実施方法】
6月以降は可能な限りZoomで実施します。(7月に1回対面予定)

OGU-Caddieでの実施
遠隔期間中の資料をOGU-Caddieで配布します。
毎回の課題について、各自で実施して、それをwordにて報告してください。
wordは毎回ごとに、1ファイルとして、タイトルに「n回目課題 氏名」としてください。
対面授業が開始される時までに提出してください。 
※授業実施方法・内容は追加・変更になることがありますので、適宜シラバスを確認してください。

検索技術に関する検定試験を紹介するので、積極的に取り組んでほしい。
レベルとしては、情報科学技術協会主催の「検索技術者検定3級」合格を目標にしています。