講義コード | 1005099201 | ||
講義名 | 特別活動及び総合的な学習の時間の指導法201 | ||
開講責任部署 | 大阪学院大学 | ||
講義開講時期 | 後期 | ||
講義区分 | 講義 | ||
基準単位数 | 2 | ||
時間 | 13.00 | ||
開講年度 | 2020 | ||
配当年次 | 2 | ||
曜日講時 | 水1/対面のみ | ||
担当教員 | |||
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講義(演習)テーマ | |||||||||||||||||||||||||||||||
人格の完成・人間形成を目標とする教育の場における特別活動及び総合的な学習の時間の持つ意義を理解し、学校における様々な構成の集団での活動を通して、生徒が人格の完成を目指していけるように支援する教師のあり方を考える。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
講義(演習)概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||
特別活動は、「集団」を通じての教育実践である。その集団活動の中で生徒が多様な自己表現をして個性の伸長を図りながら、人間関係を形成する力・他者を思う心・社会参画する力を培っていく。また、総合的な学習の時間は、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」をはぐくむために、既存の教科等の枠を越えた横断的・総合的な学習となることを目指している。まず、特別活動と総合的な学習の時間の教育的意義とその目標を十分理解し、学校教育の場面でどの様に位置づけされているかを確認する。また、それと共に、それぞれの目標に迫れるような、より良い集団を形成するための指導のあり方についても考えたい。 それぞれのテーマに沿って必要な資料を配付し、参考図書等も紹介する。模擬授業や学び合い活動(グループ学習)等を通じて、実践力をつけながら学生同士が議論し、他者の意見を聞き、自分の意見を表明し、自身の人間関係力と探究心を向上させる場となることを期待する。 |
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到達目標 | |||||||||||||||||||||||||||||||
人格の完成・人間形成を目標とする教育の場において、特別活動の持つ意義は大きい。また、自己の生き方を考えていくための資質・能力の育成を目指す総合的な学習の時間は、心豊かな生活を送る上でも大切である。そのことを理解し、教師は学校における様々な構成の集団での活動を通して、生徒が人格の完成を目指していけるように支援すると共に、横断的・総合的な学習や探求的な学習を通して、自ら課題を見付け、自ら学び、考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力の育成に努めなければならない。その様な力量のある教師になるために、模擬授業・学び合い活動(グループ学習)・体験活動・実際の事例等を通じて、実践的な力を養うことを目標とする。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
講義スケジュール(授業計画) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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評価基準・方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||
定期試験 : 0 % レポート : 50 % 内容重視(提出されたレポートを返却し、参考となるレポートは全体で紹介する。) 日常点 : 50 % 受講態度重視 その他 : 0 % 受講態度と、レポートの提出を重視する。学期終了後のレポート、講義後の感想文、講義中のレポートの内容、受講態度等によって総合的に評価する。 |
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授業外学習の指示 | |||||||||||||||||||||||||||||||
自主学習として、レポートを書くための参考文献(テキストを含む)等の精読及び情報収集はもちろん、読書習慣を身につけること。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
履修上の注意 | |||||||||||||||||||||||||||||||
教員を志す者として、遅刻や講義中の不真面目な態度は許されない。講義開始後、10分以上の遅刻は欠席扱いとする。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
オフィスアワー | |||||||||||||||||||||||||||||||
4月に学生ホームページに掲載する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
教科書 | |||||||||||||||||||||||||||||||
文部科学省編『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別活動編』(東山書房)ISBN978-4-8278-1562-7、文部科学省編『高等学校学習指導要領(平成30年度告示)解説 特別活動編』(東京書籍)ISBN978-4-487-28635-5、文部科学省編『中学校学習指導要領(平成29年度告示)解説 総合的な学習の時間編』(東山書房)ISBN978-4-8278-1561-0、文部科学省編『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探求の時間編』(学校図書)ISBN978-4-7625-0536-2 | |||||||||||||||||||||||||||||||
参考文献 | |||||||||||||||||||||||||||||||
教育力(斉藤孝著、岩波新書)ISBN978-4-00-431058-7 プロカウンセラーの聴く技術(東山紘久著、創元社)ISBN4-422-11257-0 文部科学省編『中学校学習指導要領(平成29年告示)』(東山書房)ISBN978-4-8278-1558-0 文部科学省編『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』(東山書房)ISBN978-4-8278-1567-2 |