講義コード 1005097201
講義名 人権教育201
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 後期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 水4/対面のみ
担当教員

氏名
◎ 木村 正德

講義(演習)テーマ
 差別のない社会実現のために、教育のあり方や個人・社会でしなければならないことを考察する。
講義(演習)概要
 世界人権宣言から半世紀以上が経過した。我が国でも被差別部落の解放を目指した同和運動が国民的課題として推し進められてきた。本講では世界人権宣言、日本国憲法の人権に対する本質的な内容を確認して、我が国の人権問題について考察を深めたい。特に同和差別について、その歴史的背景から正しく理解することを軸に、女性、障害者、在日外国人、ハンセン病、性同一性障害等の差別の実態を学び、差別のない社会を実現するために何ができるかを考えたい。講義を通して人間と差別についての考察を深めると共に、学校におけるいじめの問題についても考えたい。
到達目標
差別のない社会実現のために、自分に何ができるかを考える。そのために、被差別部落への差別について、その歴史的背景を正しく理解すると共に、様々な差別の実態を学ぶ。これらをとおして、差別に及んでしまう人間の心についても考え、単なる知識に終わることなく、真の人権尊重の意識と態度を身につけることを目指す。
講義スケジュール(授業計画)
内容
第1回差別とは何か(世界人権宣言・日本国憲法の人権に関する条文を読む。部落差別を考える)
第2回差別の実態(結婚差別・就職差別・人種差別等を取り上げる)
第3回同和差別(歴史)①  古代から中世
第4回同和差別(歴史)②  中世から近世
第5回同和差別(歴史)③  近世(戦国時代から江戸中期)
第6回同和差別(歴史)④  近世(江戸中期から幕末)
第7回同和差別(歴史)⑤  近代(解放令から明治後半)
第8回同和差別(歴史)⑥  近代(明治後半から大正 水平社宣言)
第9回同和差別(歴史)⑦  近代から現在
第10回女性差別・在日外国人差別等について
第11回ハンセン病・障害者差別等について
第12回LGBTやSNSの問題等について
第13回学校の問題(いじめ・不登校)

評価基準・方法
定期試験 : 0 %
レポート : 50 % 内容重視
日常点 : 50 % 受講態度重視
その他 : 0 %
 受講態度と、レポートの内容を重視する。学期終了後のレポート、講義の感想文、講義中のレポートの内容、受講態度等によって総合的に評価する。
授業外学習の指示
 自主学習として、レポートを書くための参考文献等の精読及び情報収集。
履修上の注意
 教員を志す者として、遅刻や講義中の不真面目な態度は許されない。講義開始後、10分以上の遅刻は欠席扱いとする。
オフィスアワー
4月に学生ホームページに掲載する。
教科書
使用しない。内容に応じたレジュメを配布する。
参考文献
上杉聰「これでわかった!部落の歴史 私のダイガク講座」(解放出版社)ISBN4-7592-4040-3、上杉聰「これでなっとく!部落の歴史 続私のダイガク講座」(解放出版社)ISBN978-4-7592-4057-3、網野善彦「日本の歴史をよみなおす(全)」(筑摩文芸文庫)ISBN4-480-08929-2、中尾健次「弾左衛門」(解放出版社)ISBN4-7592-4015-2、上杉聰「天皇制と部落差別」(解放出版社)ISBN978-4-7592-4047-4、野中広務・辛淑玉「差別と日本人」(角川oneテーマ21)ISBN978-4-04-710193-7、その他必要に応じて適宜紹介する。