講義コード 1005093101
講義名 法学概論A101
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 前期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 火1
担当教員

氏名
◎ 有澤 知子

講義(演習)テーマ
「法とは何か」について考えよう!法には「法一般」といわれるあらゆる法と「法律」があります。どう違うのかについて明らかにした上で、裁判においても異なる取り扱いがされていることについて説明します。法と道徳はどう違うのか、法の目的は何かについても考えていきたいと思います。
講義(演習)概要
「法とは何か」についていろんな側面からみていきます。法一般と法律はどう違うのか。裁判における使い方もことなります。民事裁判はあらゆる法を用いて裁判しますが、刑事裁判は罪刑法定主義をとっているため法律のみ適用します。また同じく法を適用する裁判でも、民事裁判と刑事裁判と行政裁判では使い方が違います。
 また法と道徳は似ていますが。異なるところもあります。背反するところもあります。親子の道徳というテーマを取り上げて、法の下の平等との関係を考えていきます。法と道徳は同じ方がよいのでしょうか?異なるものとした方がよいのでしょうか?それから、抽象的ですが、法の目的や法の分類や法の効力についても考えていきます。法治国家は法によって秩序づけられている国家です。法とは何かを知ることは私たちの権利であり、義務でもあります。
到達目標
①法とは何かを理解できる。
②社会にどのような法があるか理解できる。
③民事裁判と刑事裁判の違いを理解できる。
④法と道徳について類似点や相違点を理解できる。
⑤法的思考ができるようになる。
講義スケジュール(授業計画)
法とは何かを理解しよう
内容
第1回法とは何か 「法一般」と「法律」
第2回法の定義 自然法則と社会規範 社会規範とは? 習俗規範、道徳規範、宗教規範、法規範。 社会規範と強制
第3回法と道徳 法と道徳の区別、法と道徳の関係
第4回親子の道徳と法 尊属重罰規定と法の下の平等の解釈
第5回昭和25年の尊属傷害致死罪と法の下の平等  事実、第一審の違憲判決と最高裁判所の合憲判決
第6回昭和48年の尊属殺人罪と法の下の平等 事実、一審の違憲判決と二審判決の合憲判決
第7回昭和48年の最高裁判所判決 法廷意見と少数意見
第8回法の体系 法秩序、最高法規としての憲法、違憲審査権
第9回法の効力、法の目的、法の分類 成文法と不文法
第10回法の適用と解釈、民事訴訟、刑事訴訟、行政訴訟
第11回法適用の方法、法の解釈
第12回交通事故(1) 民事責任
第13回交通事故(2)刑事責任、行政責任

評価基準・方法
定期試験:0%
レポート:0%
日常点:0%
その他:100%(提出されたレポートを総合的に評価します)
授業外学習の指示
社会に目を向けてください。今どのようなことが起こっているのか、それと法はどのような関係にあるのか。毎日新聞やニュースを見て、社会で何が起きていてどうすればよいのか考えてください。
履修上の注意
教科書を必ず持ってきてください。プリントも配りますので、とにかく休まないように。
オフィスアワー
4月に学生ホームページに掲載する。
教科書
有澤知子『新・法と社会生活(第5版)』尚学社 ISBN978-4-86031-124-7
参考文献
伊藤正己・加藤一郎編『現代法学入門(第4版)』有斐閣 ISBN4-641-11256-8
末川博編『法学入門(第6版補訂版)』有斐閣 ISBN978-4-641-11283-4
担当者からの一言
【感染拡大防止期間における授業実施方法】
OGU-Caddieで実施します。
これまでのレポートは、OGU-Caddieに提出してください。

【レポート課題の追加】
③レポートを作成してください。パソコンを使って800字から1000字程度で作成のこと。対面授業開始後、最初の授業の時に提出してください。
(4回目)法と道徳と同じもの、法と道徳と無関係のもの、法と道徳と背反するものにはどのようなものがあるのか論じなさい。
(5回目)憲法第14条1項の法の下の平等について、解釈しなさい。
      例「法の下」の意味、平等とは何か、5事項3関係とは?
(6回目)尊属重罰規定について、昭和25年判決を読んで、違憲か合憲か考えなさい。
(7回目)法の目的について述べなさい。
パソコンのない場合、使えない場合には、原稿用紙を使って描いてください。
以 上

①レポートを作成してください。「法一般」と「法律」にについて自分なりにまとめてください。
パソコンを使って800字から1000字程度で作成のこと。
対面授業開始後、最初の授業の時に提出してください。
(1回目)「法一般」とは何か。「法律」とは何か。法一般と法律の共通点、相違点について述べなさい。
(2回目)民事裁判ではあらゆる法(法一般)を適用して裁判します。それに対し刑事裁判では法律のみを適用して裁判します。その理由について述べなさい。
パソコンのない場合は原稿用紙を使って書いてください。

②レポートを作成してください。法と道徳について自分なりに考えてまとめてください。パソコンを使って800字から1000字程度で作成のこと。
対面授業開始後、最初の授業の時に提出してください。
(3回目)法と道徳について共通点と相違点についてまとめなさい
パソコンのない場合は原稿用紙を使って書いてください。


※授業実施方法・内容は追加・変更になることがありますので、適宜シラバスを確認してください。