講義コード 1005070201
講義名 英語科教育法Ⅳ201
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 後期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 木2/一部対面(同時双方向型)
担当教員

氏名
◎ 中田 辰也

講義(演習)テーマ
英語科教育法Ⅰ・Ⅱでの理論的土台の元に、また、英語科教育法Ⅲに引き続き、英語教員としての必須技術である英語での「授業法」の充実を図る。
講義(演習)概要
英語科教育法Ⅲでは中学校での英語授業の研究分析を行なった。英語科教育法Ⅳでは、さらに英語教師としての資質を充実させてゆく。テキストに『英語授業ハンドブック<中学校編>DVD付』を引き続き使用する。高校で教育実習する際にも役立つノウハウが詰まっているので、一つも漏らさず、自分の「引き出し」を充実させるように指導する。「英語力」・「教師力」・「授業力」を兼ね備えた英語教師を育成するための授業であり、どのように3つの力を充実させることができるかを考えて、実践するための場を提供する。また、英語基礎力の充実のため文法事項の総復習を学生のプレゼンテーションを通して引き続き確認する。
到達目標
英語科教育法Ⅲで学習した内容をさらに充実させ、これまで学んだ英語教授法や教授理論、また実践事例を基に、授業で役立つ Teaching Skills / Technique の「引き出し」をさらに充実させることを目標にする。また、「英語力」・「教師力」・「授業力」を充実させるとともに、英語を通して異文化を理解させ、また、英語という言語を道具として使うように生徒たちを指導できる人材を育成すること、さらに、効果的な授業展開が出来るようになることも到達目標である。学校現場で通用する適応力や協調性・ゴール指向的な建設的思考パターンの形成も目標とする。
講義スケジュール(授業計画)
■英語科教育法Ⅳでは中学での英語授業展開を充実させるために、中学の後に進む高校での英語授業の展開方法も考えながら研究し、中学での英語授業をどのように充実させることができるかを考えながら、自分自身の「英語教育方法」を考察する。■コースの後半では、中学での授業実践のための模擬授業を行ない、自己分析を行なってより効果的な、理解しやすい英語授業を目指す。
内容
第1回第3章 指導技術 ⑤
  V リスニング
1 シャドーイング  DVD Ch.14-16
2 ディクテーション  DVD Ch.17-18
3 タスク・リスニング
第2回第3章 指導技術 ⑥
  VI リーディング
1 プレ・リーディング活動――オーラル・イントロダクション
2 リーディング活動
3 ポスト・リーディング活動  DVD Ch.19-25
第3回第3章 指導技術 ⑦
  VII スピーキング
1 スピーチ
2 スキット  DVD Ch.26-29
3 描写・説明
4 チャット
5 ディスカッション/ディベート
第4回第3章 指導技術 ⑧
  VIII ライティング
1 筆写
2 和文英訳
3 並べ替え(1文)
4 並べ替え(会話文、パラグラフ)
5 書き換え
6 プロセスライティング
7 フィードバック
8 自己表現としての自由英作文
9 面白ライティング活動  DVD Ch.30
第5回第4章 文法指導のアプローチ ①
1 文法指導のアプローチ
2 文法解説の役割
3 文法解説の限界
第6回第4章 文法指導のアプローチ ②
4 文法解説における工夫
5 授業における文法指導の位置づけ
第7回第5章 評価
1 観点別評価と評定について――指導要録への対応と説明責任
2 日頃の評価
3 ペーパーテスト
4 指導・評価計画について

第6章 教材・教具
1 効率的な教材作成のために――教材のリソース
2 教材の作成上の注意
3 授業に役立つ教具
4 教材・教具の管理・共有について
5 ICTワークショップ:タブレット・プロジェクターの効果的な活用方法について
第8回第7章 クラスルーム・マネージメント ①
1 授業のルール作り――授業規律の確立を目指して
2 授業に集中させる方法
3 学習形態のバリエーション――意欲と集中力を高めるために

第7章 クラスルーム・マネージメント ②
4 授業における発問・指名の方法
5 意欲的な学習者を育てる授業マネージメントのABC
第9回授業体験 (50mins 担当者による授業) + ディスカッション 
第10回模擬授業① (30 mins x 2) + ディスカッション + 短評
*模擬講義評価シートを用いた授業分析
*指導案は前日の23:59:59までにメール添付で中田まで送付すること。
第11回模擬授業② (30 mins x 2) + ディスカッション + 短評
*模擬講義評価シートを用いた授業分析
*指導案は前日の23:59:59までにメール添付で中田まで送付すること。
第12回模擬授業③ (30 mins x 2) + ディスカッション + 短評
*模擬講義評価シートを用いた授業分析
*指導案は前日の23:59:59までにメール添付で中田まで送付すること。
第13回模擬授業④ (30 mins x 2) + ディスカッション + 短評
*模擬講義評価シートを用いた授業分析
*指導案は前日の23:59:59までにメール添付で中田まで送付すること。
第14回定期試験(筆記試験)

評価基準・方法
定期試験: 30% 英語教育に関する3題の論述試験。(すべて持ち込み可。)
レポート: 30% Presentations (3回X@10点)
日常点: 40% 積極的な参加度(授業ディスカッション参加点;模擬授業@10点を含む。)
その他: 0%
*定期試験はすべて持ち込み可。3題の論述試験。
授業外学習の指示
■英語の教師になるためには英語力の充実を図る必要があることは、前期に述べたとおりである。英語の知識を理解するだけではなく、さらに説明力をつけるよう引き続き毎日努力してください。(30分)
■授業進度が決められているので、Presentation が割り当たっていない学生も毎回必ず教科書を熟読して授業に臨むようにしてください。(30分)
■参考文献も時折目を通し、自分の英語に関する弱点を補強し、さらに知識を深めてください。(60分)
履修上の注意
■タイムマネジメントを行ない、毎回の授業を良く準備し、復習には必ず最低1時間はかけてください。学んだ事柄をどのように自分に当てはめられるかを前期同様、常に考え、その方法を、改善点を含め「英語教師ノート」にまとめてください。教師志望の学生なので、遅刻はしないように。 (常に5分前を原則に授業に臨むこと。) 
■英語力の充実に関しては言うまでもありません。英語資格試験での得点を伸ばすように努力し続けてください。教師になるためには TOEIC 最低 730点は必要です。後期終了までに、TOEIC 730点をクリアしてください。
オフィスアワー
4月に学生ホームページに掲載する。
教科書
金谷憲 編集代表 青野保、太田洋、馬場哲生、柳瀬陽介 編集『英語授業ハンドブック<中学校編>DVD付』(大修館) ISBN 978-4-469-04173-6
墺 タカユキ(編著) 『総合英語 Evergreen』 (いいずな書店) ISBN 978-4-86460-242-6 C7082
■通年(Ⅲ・Ⅳ)で「中学校編」を使用します。少々高価ですが、今後大いに参考になる書物なので購入してください。 定価: 「中学校編」 3,780円(A5判・384頁・DVD1枚付)
参考文献
①鈴木寛次・三木千絵『根本理解!やり直し英文法』(大修館)
②月刊雑誌『英語教育』(大修館)
③石渡一秀『現場で使える教室英語』(三修社)
④文部科学省『学習指導要領』(文部科学省)

①文法事項の再確認に使用できる。②英語教育全般の情報を入手出来る。③英語を教える際の実際の英語表現を学ぶことができる。④学習指導要領に基づく授業展開をするために随時確認するために使用。
関連URL
■文部科学省HP: http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youryou/main4_a2.htm  (学習指導要領などの確認に使用してください。)
■BBC Learning English HP: http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/(英語の発音を自学自習出来るサイトです。活用して下さい。)
担当者からの一言
英語教師は英語が正しく適正に「使える」ことが必要です。自分の英語力をいつも確認し進歩的な教師になりましょう!