講義コード 1005069101
講義名 英語科教育法Ⅲ101
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 前期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 木2
担当教員

氏名
◎ 中田 辰也

講義(演習)テーマ
英語科教育法Ⅰ・Ⅱでの理論的土台の元に、英語科授業でのノウ・ハウを習得し、英語教員としての必須技術である英語での「授業法」の充実を図る。
講義(演習)概要
これまで学んだ英語教授法や教授理論、また実践事例を基に、授業で役立つ Teaching Skills/ Technique の「引き出し」に加え、「英語力」・「教師力」・「授業力」を充実させるとともに、英語を通して異文化を理解させ、また、英語という言語を道具として使えるように生徒たちを指導できる人材を育成する。さらに、効果的な授業展開の方法論も演習形式で考察する。ワークショップを活用してICT機器の導入可能性もディスカッションする。
到達目標
次の3点:「英語力」・「教師力」・「授業力」を中心に英語教師として備えておくべきベーシックな力を育成し、充実させる。また、英語を通しての英語圏社会の常識や文化を理解し、英語という言語を「道具」として使い、教え指導できる人材を育成すること、さらに、他教科とも連動した、効果的な英語授業展開が出来るようになることも到達目標である。様々な授業状況に対する適応力・対応力を発揮し、協調性や順応力のある英語教員を自らの目標として、進歩的な、また、自律的学修的英語教員の心構えを保持することも目標である。
講義スケジュール(授業計画)
◆英語科教育法Ⅲでは中学校での英語授業の展開方法(TEXT 前半)を実例を踏まえて研究し、自分自身の英語教育方法を考察する。習得した技能や知識を駆使した模擬授業のDVDを観ながら、自己分析を行なってより効果的な授業を目指す。*定期試験は教科書のみ持ち込み可。3題の論述試験。
内容
第1回Class Introduction + プレゼンテーション方法の説明 [@20 mins. x 3(TEXT)+ @20 mins. (文法項目での気づき) ]
第1章 入門期の指導 ①
1 入門期指導のとらえ方
2 指導計画構想上の留意点
第2回第1章 入門期の指導 ②
3 指導方法の基本
4 入門期指導の実際
第3回第2章 基本の授業パターン(1) ①
  I 1レッスンを1時間で扱う授業
1 1時間の授業の Teaching Plan の例
2 1時間の授業構成における各活動の具体的な進め方
3 教師の独創性を活かした導入の工夫
第4回第2章 基本の授業パターン(1) ②
  I 1レッスンを1時間で扱う授業
4 活動の形態を工夫し効果を上げる
5 教科書の英文を頭に取り込むための工夫
第5回第2章 基本の授業パターン(2) ①
   II 文法導入を中心にした授業
1 文法を中心に扱う授業展開の例
2 Warm-up
3 Introduction of the New Grammar Point
4 Oral Drill
5 ワークショップG ①パワーポイント/キ-ノ-トを用いた効果的な板書法について
(文法中心の授業)
第6回第2章 基本の授業パターン(2) ②
   II 文法導入を中心にした授業
6 Oral Explanation of the Grammar
7 Pattern Practice
8 Communicative Activities
9 ワークショップG ②パワーポイント/キーノートを用いた効果的な板書法について
(パターンプラクティス導入時の授業)
第7回第2章 基本の授業パターン(2) ③
   II 文法導入を中心にした授業
10 Summary
11 Greetings
12 授業の実際―目的格関係代名詞を扱う授業の例
13 ワークショップG ③パワーポイント/キーノートを用いた効果的な板書法について
(サマリー時の場合)
第8回第2章 基本の授業パターン(3) ①
 III リーディングを中心にした授業
1 リーディング指導の前に
2 タスクの具体例
3 ワークショップR ①パワーポイント/キーノートを用いた効果的な板書法について(プレリーディング活動)
第9回第2章 基本の授業パターン(3) ②
 III リーディングを中心にした授業
4 実践編(1)
5 実践編(2)
6 まとめ
7 ワークショップR ②パワーポイント/キーノートを用いた効果的な板書法について
(ホワイル/ポスト・リーディング活動)
第10回第2章 基本の授業パターン(4) ①
  IV 活動を中心にした授業
1 グループ・ゲーム――皆で楽しむ授業
2 英語の歌を使った授業
3 クイズやスキットの発表会
4 劇台本の朗読会や群読
5 ICTワークショップ ①(グループ・ゲーム/歌での活用法)
第11回第2章 基本の授業パターン(4) ②
  IV 活動を中心にした授業
6 スピーチ作成と発表―ハワイで自己紹介
7 創作ライティング―家族紹介
8 ディベートにつながるクラス2分割討論
9 ディベート初歩
10 ICTワークショップ ②(スピーチ/ディベート授業での活用法)
第12回第3章 指導技術 ①
  I 全般
1 ペアワーク
2 グループワーク
3 ティームティーチング
4 誤りへの対処

第3章 指導技術 ②
II 発音/文字
1 発音指導
2 文字指導
3 ICTスキルアップ・ワークショップ ①(発音指導)
第13回第3章 指導技術 ③
III 文法
1 パタンプラクティス  DVD Ch.1-5
2 定型会話
3 インフォメーション・ギャップ  DVD Ch.6

第3章 指導技術 ④
  IV 語彙
1 教科書で扱われている語句の提示  DVD Ch.7-13
2 言語活動等で用いる語句の提示
3 語彙定着のための活動
4 ICTスキルアップ・ワークショップ ②(語彙導入時)

評価基準・方法
定期試験: 0%
レポート: 100%
日常点: 0%
その他: 0%
*授業中に指示/ WORD A4サイズ/ メール添付で担当へ送付/ 〆切:7/16木曜日 23.59.59
授業外学習の指示
■英語の教師になるためには英語力の充実を図る必要がある。英語の知識を理解するだけではなく、「説明力」をつけるよう毎日努力してください。(45分)
■授業進度が決められているので、Presentationが割り当たっていない学生も毎回必ず教科書を熟読して授業に臨むようにしてください。(30分)
■参考文献も時折目を通し、自分の英語に関する弱点を補強してください。(45分)
履修上の注意
■毎回の授業の準備をよく行ない、復習に必ず1時間は最低かけてください。学んだ事柄をどのように自分に当てはめられるかを常に考え、その方法を「英語教師ノート」に自分なりにまとめてください。
■教師志望の学生なので、遅刻はしないように。 (常に5分前を原則に授業に臨むこと。)
■英語力の充実に関して、英語資格試験での得点を伸ばすように努力する。教師になるためにはTOEIC 最低730点は必要です。前期終了までに、TOEIC 700点をクリアしてください。
オフィスアワー
4月に学生ホームページに掲載する。
教科書
金谷憲 編集代表 青野保、太田洋、馬場哲生、柳瀬陽介 編集『英語授業ハンドブック<中学校編>DVD付』(大修館) ISBN 978-4-469-04173-6
墺 タカユキ(編著) 『総合英語 Evergreen』 (いいずな書店) ISBN 978-4-86460-242-6 C7082
■通年(Ⅲ・Ⅳ)で「中学校編」を使用します。少々高価ですが、今後大いに参考になる書物なので購入してください。 定価: 「中学校編」 3,780円(A5判・384頁・DVD1枚付)
参考文献
①鈴木寛次・三木千絵『根本理解!やり直し英文法』(大修館)
②月刊雑誌『英語教育』(大修館)
③石渡一秀『現場で使える教室英語』(三修社)
④文部科学省『学習指導要領』(文部科学省)

①文法事項の再確認に使用できる。②英語教育全般の情報を入手出来る。③英語を教える際の実際の英語表現を学ぶことができる。④学習指導要領に基づく授業展開をするために随時確認するために使用。
関連URL
■文部科学省HP: http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youryou/main4_a2.htm (学習指導要領など英語教育に関連した情報収集に活用してください。)
■BBC Learning English HP: http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/(正しい英語の発音や表現が学べます。)
担当者からの一言
【感染拡大防止期間における授業実施方法】
ZOOMとOGU-Caddieでの実施になります。ZOOMアプリは前もってダウンロードしておくようにしてください。自宅からZOOMが使用できない方は、至急、tnakata@ogu.ac.jpまで連絡してください。
※授業実施方法・内容は追加・変更になることがありますので、適宜シラバスを確認してください。

英語教師になるためには英語が「使えて」当たり前。英語運用能力を常に高め、英語教育のプロになろう!