講義コード 1005066201
講義名 社会科・公民科教育法Ⅱ201
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 後期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 水2/一部対面(オンデマンド型)
担当教員

氏名
◎ 山田 雅弘

講義(演習)テーマ
「社会科・公民科教育法Ⅰ」での学習成果を踏まえ,より具体的な授業方法を習得するとともに,公民的分野・公民科の独自性を十分配慮した学習指導案作成と模擬授業を通して,授業実践の能力を培う。
講義(演習)概要
本講座は,
①学習指導案の作成要領及び授業方法の要領,その他の講義及び作業等と,
②受講生による学習指導案の作成・模擬授業の二部で構成されている。
「社会科・公民科教育法Ⅰ」で学んだことを踏まえ,具体的な評価と授業指導法の理解,学習指導案の作成及び模擬授業を行い,かつ、公民的分野・公民科特有の考え方を身につけるためのより具体的な内容になっている。
「社会科・公民科教育法Ⅰ」での理論的側面を習得した者が,それらを具体的な授業の場で生かせるような授業内容としている。
到達目標
①学習指導案の各項目の基本を押さえ,さらに教科・科目の特性を踏まえた学習指導案が作成できる。
②教科・科目の特性として,現代的な事案を扱い,価値観を問う事例を多く取り扱うことを通じて,公平・公正を確保す
 る必要性をしっかり認識し,実践できるようにする。
③様々な授業法の基礎を理解,、工夫された授業を考案できる。
④その際,単元目標を踏まえた科目全体の大きな流れのなかで,本時の目標や評価の観点を的確に位置づける必
 要を認識し,それができるスキルを身につける。
⑤模擬授業及び相互評価や講評を通して,授業能力を高めるとともに,目標に準拠した評価の在り方を身につける。
講義スケジュール(授業計画)
受講者数によって模擬授業の回数・各自への割当時間等を変更する場合がある。
講義スケジュール(授業計画)
内容
第1回受講ガイダンス。学習指導案の作成要領(1)単元設定の理由,単元と本時の目標と目標に準拠した評価の観点の設定方法及び,本講座の目標について。
第2回学習指導案の作成要領(2)本時の展開の作成方法・目標に準拠した評価について。
第3回公民的分野・公民科に関する学習指導案の事例検討。
第4回略案と細案。授業時の情報収集・機器操作や発表時等での様々な教材・ICTの活用法。
第5回模擬授業のための学習指導案作成と質疑。
第6回授業法の工夫(板書法・ノートの取り方・ワークシートの作り方等)。
第7回模擬授業及び批評会(1)生徒を授業に引き付ける方法。
第8回模擬授業及び批評会(2)公民の授業実施上必要な配慮と扱いの難しさの確認。
第9回模擬授業及び批評会(3)生徒の主体的活動の具体的方法。
第10回模擬授業及び批評会(4)社会科・公民科に必須の各種グラフの理解。
第11回模擬授業及び批評会(5)グラフの活用法・留意点について考える。
第12回新教科としての高等学校「公共」に関する学習指導の在り方と質疑。
第13回模擬授業等を振り返って(授業法その他のまとめ)。

評価基準・方法
定期試験 : 0 % 定期試験は実施しない。
レポート : 30 % コメントして返却する
日常点 : 70 % 作成プリント・宿題・学習指導案・模擬授業等授業への参加態度を評価する。授業時に指導する。

その他 : 0 %
授業外学習の指示
1.学習指導案の作成や模擬授業の実施に関する事前の説明等について,しっかり復習を行い,適切な指導案作
 成・模擬授業実施ができる理解力を身につけておくこと。
2.購入した「教科書」及び「学習指導要領解説」を読み込むとともに,特に学習指導要領の「付録」を熟読し,「自分な
 りの現場での授業像に関するイメージづくり」を自学自習しておくことが大切である。
  本講座での模擬授業実施に際しては,模擬授業の範囲だけでなく,その前後も含めた深い内容の事前学習が必
 須であることを理解したうえで,適切な学習指導案等を作成することが必要になる。
3.受講生の模擬授業・学習指導案に対する講評では,授業方法・授業スキル・評価方法その他について具体的に
 提示する。それらの復習を通して,授業指導上のスキル等をしっかり身に付けてほしい。
4、上記の学習成果を深化させるため,二回目の学習指導案作成を行う。
履修上の注意
1.毎回出席を取ります。特段の理由が無い欠席が不可であることはもちろんですが,遅刻が授業の妨げになること
 も十分に自覚してほしい。
2.提出物・学習指導案・模擬授業等の点数の比率が高い。特段の理由ない欠席をすることのないこと。
3.購入した教科書・学習指導要領解説は毎回持参すること。忘れると、作業や模擬授業の受講等に支障をきたすと
 ともに,十分に理解ができず日常点が取れない原因ともなる。
4.学習指導案の作成・板書・ITC教材の作成・模擬授業の準備等,だけでなく各種課題の達成・復習を含め,授業
 以外での十分な学習が必要である。
5.「中学校学習指導要領解説 社会編」は平成29年告示のものを準備すること。それ以前のものは使えない。
オフィスアワー
講義終了後に教室で受け付ける。
教科書
新編 新しい社会 公民(戸波江二他著、東京書籍株式会社出版)
中学校学習指導要領解説 社会編(平成29年3月告示 文部科学省)
参考文献
中学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省)
高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省)