講義コード 1005060201
講義名 教師論201
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 後期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 1
曜日講時 月3/対面のみ
担当教員

氏名
◎ 木村 正德

講義(演習)テーマ
 将来、教員として活動するために必要な事柄を学び、教員として求められている資質・能力・人柄・態度等について考察する。
講義(演習)概要
 21世紀の日本社会は、国際化・情報化の様相がますます高まっていくと思われる。これを受けて学校教育もさまざまな転換が迫られている。教師もまた同様であるが、時代を超えて変わらない教師のあり方もある。本講では学校教育の現状と課題について知り、それに対応する教師の役割やあり方を学び、自分の個性と教師としての資質を考える。講義中に必要な資料を配付し、参考図書を紹介する。レポートの提出を求め、自分の意見をまとめて表現する力を養ってもらいたい。毎回講義後、質問・感想を求める。
到達目標
 教員として求められている資質・能力・人柄・態度等の考察を含め、将来、教員として活動するために必要な事柄を学ぶための講義である。それらの講義を受けて、受講生自身教員としての資質等が備わっているかどうかを考えながら、もし備わっていなければ、どの様にして補うかを自分の問題として考え、努力すると共に、学び続ける教師としての資質を身につけることを目標とする。
講義スケジュール(授業計画)
内容
第1回教育と教師(教職の意義と役割、子どもを育てるという崇高な職務の認識、高い見識を持ち良い社会人であることの必然性)
第2回教師に必要な資質と能力(自己研鑽の重要性、生涯を通じて学び成長するという意識の確認、人間関係・コミュニケーション力、職務内容)
第3回教師の態度について①(金八先生から学ぶ教師の態度について)
第4回教師の態度について②(小説「青い鳥」に学ぶ教師の態度について)
第5回教師に求められる役割や能力(生徒理解と保護者理解、社会の一員としての教師)
第6回教育基本法・教師に関する法律(各法について知り、内容を理解する)
第7回チーム学校について(現在の学校の状況、内外の専門家等との連携、スクール・カウンセラーの活用)
第8回子どもの心を考える(幼児期から青年期の精神発達について)
第9回現代の子供の問題 ① 不登校といじめ(具体的事例をもとに考える)
第10回現代の子供の問題 ② 家族の問題他(具体的事例をもとに考える)
第11回現代の子供の問題 ③ 発達障害について(具体的事例をもとに考える)
第12回教師の健康(教員の心身の健康を考える、メンタルヘルス)
第13回進路選択と教師の役割(まずこれまでの学生自身の進路選択を振り返り、教員の指導が役に立ったかを考察。その後、進路選択に向け、他の職業との比較を通して、教職の職業的特徴を理解する)

評価基準・方法
定期試験 : 0 %
レポート : 50 % 内容とともに、文章力も評価します。レポートについてはコメントを記し、返却する。
日常点 : 50 % 受講態度重視、講義ごとの感想文は毎回コメントを記し、返却する。
その他 : 0 %
受講態度と、レポートの内容を重視する。学期終了後のレポート、講義の感想文、講義中のレポートの内容、受講態度等によって総合的に評価する。
授業外学習の指示
 自主学習として、レポートを書くための参考文献(テキストを含む)等の精読及び情報収集はもちろん、読書習慣を身につけること。(4時間)
履修上の注意
 教員を志す者として、遅刻や講義中の不真面目な態度は許されない。講義開始後、10分以上の遅刻は欠席扱いとする。
オフィスアワー
4月に学生ホームページに掲載する。
教科書
斉藤孝『教育力』(岩波新書)ISBN978-4-00-431058-7、河合隼雄『臨床教育学入門』(岩波書店)4-00-003935-0
参考文献
斉藤孝『読書力』(岩波新書)ISBN4-00-430801-1、東山紘久『プロカウンセラーの聞く技術』(創元社)ISBN4-422-11257-0、東山紘久『親と教師がなおす登校拒否』(創元社)ISBN4-422-11064-0、河合隼雄『子どもと学校』(岩波新書)ISBN4-00-430212-9、重松清『青い鳥』(新潮文庫)ISBN978-4-10-134926-8、坪井信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶応大学に現役で合格した話』(角川文庫)ISBN978-4-04-865095-3、ビリギャル(DVD)
担当者からの一言
教員として求められる、資質・能力・人柄・態度等について考察し、子どもを教育する教員として必要な事柄を学ぶ講義である。講義を通して、教員としての難しさだけでなく、やりがいや面白さも含め、教員のすべてについて知ってもらいたいと考えている。一人でも多く、教員の道を志してくれることを期待する。