講義コード 1005031101
講義名 教育原理101
開講責任部署 大阪学院大学
講義開講時期 前期
講義区分 講義
基準単位数 2
時間 13.00
開講年度 2020
配当年次 2
曜日講時 月1
担当教員

氏名
◎ 井上  専

講義(演習)テーマ
教育・人間形成の理念と思想
講義(演習)概要
本講義は教育・人間形成の理念と思想(並びにそれらの生まれた歴史的背景)をその中心テーマとしているが、単に知識内容の伝授を主旨としているのではない。むしろ講義で展開される内容をきっかけに、人間(そして最も身近で具体的な人間である自分)とはどのような有り様をしていて、したがって教育はどのようであるべきかを受講者各々が問いつつ探究することをも目指している。このような問いへの応答は、大きな謎を孕んだ大切な課題として現代も厳として存在していると思えるからである。探究の示唆を得るために、人間と教育を巡って原初的かつ優れた探究成果を生み出した時代・場所のいくつかをひとまずピックアップして見てゆきたい。それらのうち、現代に生きる人間・自分になおも通用し意義を持ちつづけると思える部分は何か、どうしてそう思えるのか。こうした問いに受講生自らが参加することによって、受講前よりも人間と教育についての理解が広がり深まることを期待したい。
到達目標
人間の「よさ」について省察された、著名な思想内容を理解できる。
それらの思想が生まれた時代・地域の状況を理解できる。
授業内容をヒントに、人間・自分の「よさ」について自ら省察することができる。
授業で扱う内容について自ら調べ考え、(板書を含め)教壇でその成果を発表できる。
講義スケジュール(授業計画)
以下のスケジュールは、予定している大まかな内容・流れである。受講生の状況、授業の状況により当然一定程度の変更の可能性がある。
内容
第1回シラバス並びに受講上の留意点について ―教育の主要テーマとしての自分―
第2回人間・自分が「よく」なるとは? ―基礎的概念への導入―
第3回古代ギリシアの人間観・教育観・学校
第4回古代ギリシアの教育理念・教育思想家
第5回歴史的・文化的背景についての補足
第6回「信」と人間生活について ―「大いなるもの」はどのように経験されるだろう―
第7回「信」に基づく家庭・地域・学校
第8回「信」と「よさ」の理念について ―キリスト教信仰を例に―
第9回子供の成長段階・大人の成長段階への着目 ―ルネサンス期を例に―
第10回ルネサンス期の学校・教育思想家
第11回近代的学校制度の成立について
第12回古典的教育理念・思想(家)と現代の教育問題・自分
第13回まとめ ―自己教育をベースにした他者教育について―

評価基準・方法
定期試験:0%
レポート:0%
日常点:100% 講義への参加態度に加え、日々のコメントの有り様や小リポート課題の提出状況並びにその
内容の充実度等により評価する。小リポート提出後に講評を行い、一層の理解を期する。
授業外学習の指示
前回の授業で理解が難しかった点やもっと学びたい点について、ポイントを整理しておく。(2時間)また、次回授業に関連すると思われる内容のうち、すでに知っているキーワードや新たに調べた内容をメモしておく。(2時間)
履修上の注意
1,質問については、授業終了前10分ほどの時点に挙手して行うことが基本である。
2,授業に関連する項目や人物(その生涯・主要な著作の内容等)について、まとめ課題が出されることがある。課題に取り組む際、自分にあった学習の場所やペースを発見するのも大切な学びである。参考文献は図書館の事典類・指定参考図書・専門書を基本として、文献名等を自分の文章の末尾に明記する。PCは補助的にのみなら用いてよい。また、その課題の成果発表が誰にでもあたりうる。
3,自分が興味をもった項目や人物については、授業での入門的説明を各自が一歩進め、深めるような学習が普段から望まれるが、その際できる限りその思想家の原典(英語・ドイツ語・日本語のいずれか)に触れる努力をすること。
4,課題の提出時になるべく多くの受講生にその内容を教壇上で行ってもらい、多くの学生の理解が不十分な点に重点を置きつつその後の授業を行う。
5,授業時においてこの科目以外の質問や提出物には対応できない。
オフィスアワー
4月に学生ホームページに掲載する。
教科書
使用しない。
参考文献
角谷晋次 他著『キリスト教入門[改訂版]』(学術図書出版社)ISBN4-87361-478-3 C3016
梅根悟著『世界教育史』(新評論)ISBN4-7948-0006-1 C3037 P4944E
内山勝利・中川純男 編著『西洋哲学史[古代・中世編]』(ミネルヴァ書房)ISBN4-623-02663-9
担当者からの一言
【感染拡大防止期間における授業実施方法】
(5月7日以降の対応)
OGU-Caddieを使用して実施します。

レポートを作成してください。
テーマ:「どうすれば自分の人生はよりよくなるだろう。」
※自分の日常を振り返った上で、理由を含めて自然かつ自由に語ってみよう。(ただし、例えば「お金持ちになる」という内容は除外する。)「よさ」については、各々のイメージに従ってください。字数600字程度で(いくらかの多少は可)、A4用紙にパソコンにより作成するか(字数明記)、あるいは400字詰めの原稿用紙に作成してください(手書き可)。対面授業開始後、授業時に提出してください。

(4月24日から5月6日までの対応)補講をします。補講の日程等、詳しい事は追ってお知らせします。なお、こちらからの連絡等の為に使用することがあり得ますので、OGU-Caddieを利用できるようにしておいてください。
※授業実施方法・内容は追加・変更になることがありますので、適宜シラバスを確認してください。